日本共産党東京都議会議員 大島よしえウェブサイト

活動報告

【14.04.23】「声なき声にもしっかりと耳を澄ませる」という舛添知事に都民の願い届ける   都議会報告

日本共産党都議団を代表し、最終討論に立ちました。

   舛添知事になって初めての都議会(第1回定例議会)は、3月28日閉会しました。

 私は、日本共産党都議団を代表し、最終討論に立ちました。その内容を報告します。

 舛添知事になって、初めての議会だっただけに、知事がどのような立場で都政をすすめるのかが問われました。知事は施政方針で、「政治は強いもののためではなく、弱いもののためにある」と述べました。

 ところが知事が提案した来年度予算案は、石原・猪瀬都政を継承し、外かく環状道路や過大な港湾施設などの大型開発や不要不急の事業に莫大な予算を計上する一方で、基本的に福祉・くらしに冷たく、雇用対策などを軽視するものでした。

 日本共産党都議団は、都民生活のリアルな実態を明らかにし、それを打開する積極的提案を行いました。

第1に都民の暮らしを守る問題です。

 いま、賃金や年金の切り下げ、アベノミクスの円安による影響で物価も上がっているのに、4月からは消費税増税が追い討ちをかけます。

 知事は、消費税増税にともなって、上下水道料金や、工業用水道料金・中央卸売市場の施設使用料などの値上げを提案しました。

 日本共産党都議団の調査で、水道事業会計には2300億円もの内部留保金があることがわかり、その一部を使えば消費税増税による利用者負担74億円は抑えることができます。生活に不可欠な水道水に消費税を転嫁することは避けるべきであり、この値上げ条例には反対しました。

 日本共産党都議団は、東京都が、今後少なくとも都民や中小零細業者の料金負担を軽減する措置をとるよう強く求めました。

第2に、福祉を拡充する問題です。

 日本共産党都議団が、国民健康保険料などの負担軽減を求めたのに対し、知事は「現在の国民健康保険制度には構造的な問題がある」ことを認めながら、日本の社会保障制度で困っている方々が救済されるかのような答弁を行い、負担軽減は冷たく拒否しました。

 また、保育園の2 万人をこえる待機児解消について、目標を明確にして取り組むよう求めたことに対し、都は、都民が求める認可保育園を中心にすえる立場を示せませんでした。しかし、都は、「待機児ゼロにするための工程表をつくる」と答え、園庭の役割については、「園庭の確保が望ましい」と答えたのは一歩前進です。本会議で「質を確保しながら量の拡大を図るのは当然」と知事は答弁しているのですから、認可保育園を中心に園庭もあり、安心できる保育園の大増設に取り組むよう求めました。

 4万3千人を超える特養ホーム待機者解消をめざし、増設を求めたのに対して、知事は待機者解消という立場を示さず、国と呼応して、特養ホーム入所者をしぼりこむ立場を示した事は重大です。同時に、知事が、「特養など介護施設の定員は増やしていく必要がある」「そのため、来年度は特養ホームの整備費補助の単価を増額し、更なる促進策も検討するよう指示した」と答弁したことは評価できます。

 日本共産党都議団が長年要求してきた都有地、国有地等の活用については、局を横断する検討チームをつくり、第1回の検討会を直ちに開いたことも重要です。無償もしくはそれに近い値段で提供することなどを改めて求めました。

 知事は、都民の様々な願いに対して「金は天から降ってこない」と繰り返し発言しました、しかし、お金は使い方を変えれば生み出すことができます。


 日本共産党都議団は、無駄遣いを見直し、財政調整基金の一部活用で一般会計予算案を3.4%組み替えるだけで、都民の願い132項目を拡充する予算組み替えを提案しました。